USB PD(Power Delivery)とは?急速充電との違いや対応機器をわかりやすく解説

スマートフォンや充電器を購入すると、「USB PD対応」という表記を見かけることがあります。
一方で、「急速充電とは何が違うの?」「USB PD対応じゃないとダメ?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
最近ではiPhoneやAndroidスマートフォンだけでなく、iPadやMacBook、Windowsノートパソコンなど、多くの機器でUSB PDが採用されています。
この記事では、USB PDの仕組みやメリット、急速充電との違い、対応機器まで初心者向けにわかりやすく解説します。
USB PDとは?
USB PD(Power Delivery)は、USB Type-C端子を利用した急速充電規格の一つです。
充電器とスマートフォンなどの機器が通信を行い、それぞれに適した電力で充電する仕組みになっています。
そのため、スマートフォンだけでなく、タブレットやノートパソコンなど消費電力の大きな機器にも対応しやすいのが特徴です。
現在では多くのメーカーがUSB PD対応製品を販売しています。
急速充電との違い
「USB PD=急速充電」と思われがちですが、厳密には少し違います。
急速充電とは、通常よりも短時間で充電する技術全体を指す言葉です。
一方、USB PDは急速充電を実現するための規格の一つです。
つまり、USB PDは急速充電方式の一種というイメージを持つと分かりやすいでしょう。
USB PDのメリット
短時間で充電しやすい
USB PD対応の充電器とスマートフォンを組み合わせることで、効率よく充電できます。
忙しい朝や外出前でも短時間で充電しやすくなるのが大きな魅力です。
幅広い機器に対応
USB PDはスマートフォンだけではありません。
最近では
- タブレット
- ノートパソコン
- モバイルバッテリー
- ゲーム機
など、多くの製品が対応しています。
充電器を一つにまとめやすいのもメリットです。
安全に電力を調整してくれる
USB PDでは充電器と機器が通信し、お互いに適した出力で充電を行います。
必要以上の電力を送り続けるわけではないため、対応機器同士であれば安心して使用できます。
USB PDを使うには何が必要?
USB PDを利用するには、次の3つが対応している必要があります。
- USB PD対応充電器
- USB PD対応スマートフォンやタブレット
- USB PD対応USB-Cケーブル
どれか一つでも対応していない場合、本来の性能を発揮できないことがあります。
USB-Cケーブルなら何でもいい?
実は違います。
USB-Cケーブルにもさまざまな種類があります。
製品によって
- 対応出力
- データ転送速度
- 映像出力対応
などが異なります。
高出力充電を利用したい場合は、100W対応など十分な性能を持つケーブルを選ぶと安心です。
USB PD対応充電器を選ぶポイント
購入前には次の点を確認しましょう。
- 出力(20W・30W・45W・65Wなど)
- USB-Cポートの数
- GaN採用か
- 信頼できるメーカーか
最近ではAnkerやUGREEN、CIOなど、多くのメーカーからUSB PD対応製品が販売されています。
USB PD対応なら充電は速くなる?
USB PD対応だからといって、必ず速くなるわけではありません。
スマートフォン側が対応している充電速度までしか利用できません。
例えば20W対応のスマートフォンを65W充電器へ接続しても、常に65Wで充電されるわけではなく、機器側が受け入れられる範囲で充電されます。
USB PDはこんな人におすすめ
USB PD対応充電器は次のような方に向いています。
- iPhoneを急速充電したい
- ノートパソコンもUSB-Cで充電したい
- 充電器を一つにまとめたい
- 外出先へ持ち運ぶことが多い
- 将来も長く使いたい
一台で複数の機器を充電したい方には特に便利です。
まとめ
USB PDは、USB Type-Cを利用した急速充電規格の一つです。
対応する充電器・ケーブル・機器を組み合わせることで、効率よく充電できます。
スマートフォンだけでなく、タブレットやノートパソコンにも対応する製品が増えているため、これから充電器を購入するならUSB PD対応製品を選ぶ価値は十分あります。
充電器やUSB-Cケーブルを選ぶ際には、出力だけでなくUSB PD対応かどうかも確認し、自分の使い方に合った製品を選びましょう。

