Google メッセージで買い物リストを共有できる?Google Keepの新機能を解説

家族に、

「牛乳買ってきて」

「あと卵もお願い」

「そういえばティッシュも」

とメッセージを何度も送った経験はないでしょうか。

メッセージが増えてくると、結局何を買えばいいのか分かりにくくなります。

そんなときに便利そうなのが、Google メッセージとGoogle Keepの新しい連携機能です。

2026年9月から、Google メッセージの会話画面からGoogle Keepを開き、その場でメモやリストを作成して共有できるようになりました。blog.google

例えば家族とのメッセージで、

牛乳
卵
ティッシュ
洗剤

という買い物リストを作成。

共有されたメンバーがリストを確認したり、内容を編集したりできます。

「メッセージで買う物を一つずつ送る」のではなく、「みんなで1つの買い物リストを見る」という使い方ができるわけです。

この記事では、Google メッセージとGoogle Keepの新しい連携機能について、何ができるのか、どうやって使うのかを分かりやすく解説します。

Google メッセージからGoogle Keepを使えるようになった

Googleは2026年9月のAndroid Dropで、Google メッセージとGoogle Keepの連携機能を発表しました。

Google メッセージで会話している途中に「+」をタップすると、Google Keepを呼び出せます。

そこから新しいメモやリストを作成して、その会話の相手と共有できます。

これまでのように、

Google Keepを開く

↓

リストを作る

↓

共有相手を設定する

↓

メッセージへ戻る

というように、複数のアプリを行き来する必要がありません。

メッセージで相談しながら、その場で共有リストを作れるのが今回のポイントです。

そもそもGoogle Keepとは?

Google KeepはGoogleが提供しているメモサービスです。

普通の文章をメモするだけでなく、

チェックリストを作る

メモを整理する

画像などを含むメモを扱う

ほかの人とメモを共有する

といったことができます。

特に便利なのが、複数人で同じメモを編集できることです。

例えば家族で買い物リストを共有しておけば、自分以外の家族も必要な商品を追加できます。Google Keepでは以前から共有・共同編集が可能でした

今回まったく新しい共有メモ機能が登場したわけではありません。

新しくなったのは「Google メッセージの会話から直接Keepを使いやすくなった」という部分です。

ここは混同しないようにしましょう。

一番分かりやすい使い方は買い物リスト

この機能を初めて使うなら、買い物リストが分かりやすいでしょう。

例えば家族とのGoogle メッセージで、

「今日スーパー行くけど、何か必要な物ある?」

という話になったとします。

そこで共有リストを作成します。

買い物リスト

□ 牛乳
□ 卵
□ 食パン
□ ティッシュ

家族があとから、

□ シャンプー

を追加できます。

スーパーへ行く人は、このリストを確認しながら買い物できます。

メッセージで、

「牛乳」

「卵も」

「ティッシュなくなってた」

「シャンプーもお願い」

とバラバラに送るよりも、確認しやすくなります。

リストはあとから編集できる

共有したKeepのメモは、送った時点で内容が固定されるわけではありません。

Google公式ヘルプでは、Google メッセージ内の共有Keepメモを開き、内容を編集できると案内されています。

例えば最初は、

牛乳
卵

だけだった買い物リストへ、

食パン
洗剤

をあとから追加できます。

Androidでは、Google メッセージのチャット内に共有Keepメモのプレビューが表示され、編集内容に合わせてプレビューも更新されます。

普通のメッセージとの大きな違いはここです。

一度送った文章を延々と探すのではなく、「最新のリスト」をみんなで確認できます。

買った物をチェックしていく使い方もできる

Google Keepではチェックリストを作成できます。

そのため、

□ 牛乳
□ 卵
□ 食パン

と登録しておき、購入した商品をチェックしていく使い方ができます。

家族が別々に買い物をする場合にも便利です。

例えば先にスーパーへ行った人が牛乳を購入してチェック。

あとから別の家族がリストを見れば、

「牛乳はもう買ってある」

と確認できます。

同じ物を2人が買ってしまうことを減らせそうです。

旅行の持ち物リストにも使える

Googleが公式発表で例として挙げているもう一つの用途が、旅行のメモです。

例えば家族旅行なら、

パスポート
充電器
モバイルバッテリー
着替え
薬
折りたたみ傘

といった持ち物リストを共有できます。

旅行へ行くメンバーが必要な物に気づいたら、その場で追加できます。

また、

行きたい観光地

食べたい料理

買いたいお土産

などをまとめておく使い方も考えられます。

旅行の相談自体はGoogle メッセージ。

決まった内容はGoogle Keep。

というように使い分けると、あとから重要な情報を探しやすくなります。

Google メッセージからKeepを使う方法

Google公式ヘルプで案内されている基本的な手順はシンプルです。

Google メッセージを開きます。

共有したい相手との会話を開きます。

画面左下にある追加ボタンをタップします。

「Keep」を選択します。

メモを書く、またはリストを作成します。

完成したら送信します。

これで会話の中にKeepメモを共有できます。

Google メッセージで会話している途中から作れるので、わざわざKeepアプリを開いて共有相手を探す手間を減らせます。

共有されたメモを編集する方法

共有されたKeepメモを変更したい場合も、Google メッセージから操作できます。

Google メッセージを開きます。

対象の会話を開きます。

共有されているKeepメモをタップします。

Keepの画面で内容を編集します。

編集が終わったら閉じます。

ただし、共有されたメモの状態によっては編集権限をリクエストする必要があります。

「共有されたKeepメモなら誰でも必ず自由に変更できる」と考えないようにしましょう。

グループチャットでも使える

この機能は1対1の会話だけでなく、グループチャットでも利用できます。

例えば家族4人のグループで買い物リストを共有する、といった使い方です。

ここで知っておきたい注意点があります。

Google公式ヘルプによると、グループチャットでKeepメモを共有すると、そのグループの全員がメモへアクセスできます。

さらに、あとからその人がグループチャットを退出しても、共有したKeepメモへのアクセス権が自動的になくなるわけではありません

そのため、

住所

パスワード

クレジットカード情報

個人情報

など、重要な情報を気軽に共有する用途には向いていません。

共有する相手と内容を確認して使いましょう。

Google メッセージの内容として保存されるの?

ここも少し注意が必要です。

見た目としてはGoogle メッセージの会話内にKeepメモが表示されますが、共有メモそのものはGoogle Keepで管理されています。

Googleは、エンドツーエンド暗号化されたGoogle メッセージの内容は会話の参加者だけが読める一方、共有KeepメモについてはGoogle Keep上でホストされ、Googleの利用規約とプライバシーポリシーが適用されると説明しています。

つまり、

「メッセージの中に表示されているから、普通のメッセージとまったく同じ扱い」

ではありません。

普段の買い物リストや旅行メモなら難しく考える必要はありませんが、重要な秘密情報を保存する場所としては使わない方がよいでしょう。

Google Keepアプリを開かなくてもいいのが便利

今回の変更は、機能だけを見るとそれほど大きくないように感じるかもしれません。

Google Keepでは以前から共有メモを作れました。

それでも今回の連携が便利なのは、

「話している途中で、そのまま共有リストを作れる」

ことです。

例えば、

「週末バーベキューしよう」

という話になったとします。

そのまま、

肉
野菜
飲み物
紙皿
炭

という買い物リストを作れます。

「あとでKeepにまとめておこう」

と思って忘れてしまうことも減らせそうです。

メッセージとメモの境目が少し小さくなった機能と考えると分かりやすいでしょう。

LINEのノート機能とは同じ?

似た使い方ができる部分はありますが、同じ機能ではありません。

今回Google メッセージで共有するのはGoogle Keepのメモです。

つまり、Google メッセージ自体に新しいメモサービスが作られたわけではありません。

Google Keepの共有・共同編集機能を、Google メッセージから使いやすくしたものです。

そのため、

Google メッセージ=会話する場所

Google Keep=メモやリストを管理する場所

という基本的な役割は変わりません。

両方を行き来しやすくした機能と考えるのがよいでしょう。

Geminiのメモ機能とは違う?

最近はGeminiからGoogle Keepのメモやリストを操作することもできます。

例えばGeminiに頼んでKeepへリストを作成したり、既存リストへ項目を追加したりできます。Google公式ヘルプでもGeminiとKeepの連携が案内されています。

しかし今回の記事で紹介している機能とは別です。

今回の機能は、

Google メッセージの会話
↓
Google Keepの共有メモ

という連携です。

AIにメモを作ってもらう機能ではありません。

「Googleの新機能だからGeminiが必要なのかな?」

と思うかもしれませんが、今回の共有メモ機能を理解するうえでGeminiの仕組みを覚える必要はありません。

iPhoneでもGoogle メッセージを使える?

ここは注意したいポイントです。

Google メッセージはAndroid向けのアプリです。

Google公式ヘルプでも、Google メッセージはAndroidデバイスで利用できると説明されています。

そのため、

「iPhoneにもGoogle メッセージアプリを入れて、Androidとまったく同じ操作をする」

という機能ではありません。

今回追加された「+ボタンからKeepを呼び出してメモを作る」という操作は、AndroidのGoogle メッセージ側の機能として考えましょう。

RCSとは別の機能

以前の記事で紹介したRCSとも別です。

RCSは、SMSより多機能なメッセージの仕組みです。

一方、今回のGoogle Keep連携は、Google メッセージから共有メモやリストを作りやすくする機能です。

つまり、

RCS
メッセージをやり取りする仕組みに関係する

Google Keep連携
会話中に共有メモやリストを作るための機能

という違いがあります。

iPhoneとAndroidのメッセージがどう変わったのかについては「RCSとは?iPhoneとAndroidのメッセージは何が変わった?SMSとの違いを解説」こちらで詳しく解説しています。

Keepが表示されない場合は?

Googleは2026年9月1日の発表で、この機能について同日からGoogle メッセージで順次展開すると案内しています

そのため、端末やアプリの状態などによって表示状況が異なる可能性があります。

Google メッセージの「+」をタップしてもKeepが見つからない場合は、まずGoogle メッセージやGoogle Keepが最新の状態になっているか確認してみましょう。

ただし、今回確認した公式情報から、すべての端末で表示される具体的な日時までは断定できません。

表示されないからといって、スマートフォンが故障しているとは限らないので注意してください。

どんな人に便利?

特に相性がよさそうなのは、家族やグループで頻繁に予定や買い物について相談する人です。

例えば、

夫婦で買い物リストを共有する

家族旅行の持ち物をまとめる

友人との旅行で行きたい場所をまとめる

イベントの準備物を確認する

グループでやることを整理する

といった用途があります。

単純な一言なら、普通のメッセージで十分です。

一方、

「あとから内容が増える」

「複数人が変更する」

「何度も見返す」

という情報は、共有Keepメモの方が整理しやすいでしょう。

Google メッセージのKeep連携について、これだけ分かればOK

今回の機能を難しく考える必要はありません。

Google メッセージで会話している途中にGoogle Keepを呼び出せる

その場でメモやリストを作れる

相手と共有できる

共有されたメモはあとから編集できる

買い物リストや旅行の持ち物リストなどに使える

というところまで分かれば十分です。

Google Keepそのものは以前から共有メモに対応しています。

2026年9月の変更は、そのKeepをGoogle メッセージの会話から直接使いやすくなったことがポイントです。blog.google

よくある質問

Google メッセージで買い物リストを共有できますか?

できます。Google メッセージの会話からGoogle Keepを呼び出し、リストを作成して共有できます。

共有したリストはあとから変更できますか?

共有Keepメモを開いて編集できます。Androidでは会話内のプレビューも編集に合わせて更新されます。

グループでも使えますか?

利用できます。ただし、グループでKeepメモを共有するとグループのメンバーがアクセスでき、メンバーがあとからチャットを退出してもメモへのアクセス権が残る点には注意が必要です。

Geminiは必要ですか?

今回のGoogle メッセージとGoogle Keepの共有機能そのものを使うために、Geminiへ指示する必要はありません。GeminiからKeepを操作する機能とは別です。

Google Keepを使ったことがなくても大丈夫?

基本的には、普通のメモやチェックリストを作る感覚で利用できます。まずは買い物リストのような簡単な用途から試すと分かりやすいでしょう。

まとめ|メッセージで話した内容を、その場で「共有リスト」にできる

2026年9月から、Google メッセージとGoogle Keepの連携が強化されました。

Google メッセージで会話している途中に「+」からKeepを呼び出し、メモやリストを作って共有できます。

特に分かりやすいのが買い物です。

これまで、

「牛乳お願い」

「卵も」

「洗剤もなくなってた」

と何度もメッセージを送っていたものを、

買い物リスト

□ 牛乳
□ 卵
□ 洗剤

という1つの共有リストにまとめられます。

旅行なら持ち物リスト、友人同士なら行きたい場所、家族ならやることリストなどにも使えます。

新しいAIのような派手な技術ではありません。

しかし、「メッセージで話す → 決まったことを別のメモにまとめる」という日常的な手間を少し減らしてくれる機能です。

Google メッセージを普段から使っている人なら、「+」を開いてKeepが表示されるか一度確認してみるとよいでしょう。