Androidでアプリを小窓にできる?Android 17の「バブル」とは
スマホで動画を見ている途中に、別のアプリをちょっと確認したい。
そんなとき、いったん今のアプリを離れて別のアプリを開き、また元のアプリへ戻っていないでしょうか。
Android 17では「バブル」という機能が強化され、アプリを小さなウィンドウとして画面上に表示できるようになりました。
今までチャットなどで使われていたバブルが、より幅広いアプリで使えるようになったのがポイントです。
この記事では、Android 17のバブルとは何なのか、何が便利になるのか、実際の使い方まで分かりやすく解説します。
Android 17の「バブル」とは?
バブルは、アプリを小さなフローティングウィンドウとして開くための機能です。
例えば、あるアプリを使っている途中で別のアプリをバブルとして開くと、元のアプリを表示したまま、その上に小さなウィンドウを重ねられます。
パソコンで複数のウィンドウを開く感覚に少し近い機能です。
これまでもAndroidには「バブル」という名前の機能がありましたが、主にメッセージなどの会話を素早く開くために使われていました。
Android 17では、この仕組みがチャット以外にも広がっています。
どんなときに便利?
分かりやすいのは、
「今見ている画面を残したまま、別のアプリも確認したい」
という場面です。
例えば、何かを調べながら別のアプリを確認したり、作業中にほかのアプリを一時的に開いたりできます。
これまでなら、
今のアプリを離れる
↓
別のアプリを開く
↓
確認する
↓
元のアプリへ戻る
という操作が必要でした。
バブルなら、別のアプリを小さなウィンドウとして開けるため、アプリを行ったり来たりする回数を減らせます。
チャットだけの機能ではなくなった
ここがAndroid 17で大きく変わったところです。
以前からAndroidには、メッセージの会話を丸いアイコンとして画面上に表示するバブル機能がありました。
メッセージが届いたらバブルをタップして返信し、終わったら閉じるという使い方です。
Android 17では、バブルがチャットだけではなくアプリにも広がりました。
GoogleはAndroid 17について、アプリのアイコンを長押しすることでバブルへ変換し、ほかのアプリの上に表示できると説明しています。
つまり、
「通知からチャットを開く機能」
というだけではなく、
「アプリを小窓で開く機能」
として使いやすくなったわけです。
バブルを使う方法
Google Pixelの公式ヘルプでは、Android 17で次の方法が案内されています。
まずホーム画面、またはアプリ一覧を開きます。
バブルで使いたいアプリのアイコンを長押しします。
表示されたメニューから「バブル」をタップします。
すると、そのアプリが小さなフローティングウィンドウとして開きます。
難しい設定をしてから使うというより、
「アプリアイコンを長押ししてバブルにする」
と覚えておくと分かりやすいでしょう。
バブルは複数使える
Android 17では、バブルを一つだけではなく複数利用できます。
複数のバブルを作成した場合は、まとめて管理されます。
必要なアプリへ切り替えながら使えるため、スマホでも複数のアプリを行き来しやすくなります。
GoogleのAndroid公式ページでも、複数のアプリを開いて切り替えられる機能として紹介されています。
普通にアプリを切り替えるのと何が違う?
Androidでは以前から、最近使用したアプリの画面を開けばアプリを切り替えられます。
では、バブルは何が違うのでしょうか。
大きな違いは、
「今使っているアプリの上に別のアプリを表示できる」
ことです。
普通のアプリ切り替えでは、基本的に画面全体が別のアプリへ切り替わります。
バブルなら元の画面を残したまま、必要なアプリを小窓として表示できます。
少しだけ確認してすぐ元の作業へ戻りたいときには、バブルの方が使いやすい場合があります。
「画面分割」とは何が違う?
Androidには、2つのアプリを同時に表示する「画面分割」もあります。
これもバブルとは少し違います。
画面分割では、画面を上下などに分けて2つのアプリを表示します。
一方のバブルは、現在のアプリの上に小さなウィンドウを重ねて表示します。
イメージすると、
画面分割
→ 画面を2つに分けて使う
バブル
→ 今の画面の上に小窓を出す
という違いです。
どちらが優れているというより、使う場面によって選べます。
小さいスマホでも使える?
Android 17のバブルは、大画面端末だけの機能ではありません。
Google Pixelの公式ヘルプでは、Android 17を搭載したGoogle Pixelで利用できると案内されています。
そのため、通常のPixelスマートフォンでも使えます。
一方、折りたたみスマホやタブレットでは、さらに大画面を生かした使い方ができます。
折りたたみスマホでは「バブルバー」も登場
Pixel FoldやPixel Tabletでは「バブルバー」も利用できます。
バブルをまとめて表示して、そこからアプリを切り替えられる仕組みです。
画面の広い端末では複数のアプリを同時に扱いやすいため、バブルとの相性もよさそうです。
Androidスマホが、少しずつパソコンのようなマルチタスクに近づいていることが分かります。
すべてのAndroidスマホで使える?
ここは注意が必要です。
今回紹介している「アプリをバブルにする」新しい機能はAndroid 17の機能です。
Android 17は2026年6月から、まず対象のGoogle Pixelへ順次提供が始まり、そのほかの対象Android端末にも2026年を通じて展開される予定です。
Androidスマホだからといって、すべての端末ですぐ利用できるわけではありません。
メーカーや機種によってAndroid 17への対応時期が異なる可能性があります。
「自分のスマホにバブルがない」
という場合は、まずAndroidのバージョンを確認してみましょう。
Androidのバージョンを確認するには?
一般的には「設定」からAndroidのバージョンを確認できます。
機種によって表示は多少異なりますが、
設定
↓
デバイス情報・スマートフォン情報など
↓
Androidバージョン
といった場所から確認できます。
Android 17になっていない端末では、今回紹介している新しいバブル機能を同じように利用できない場合があります。
Android 17ではマルチタスクが強化されている
今回のバブルを見ると、Android 17が単に見た目を変えるだけのアップデートではないことが分かります。
スマートフォンでは、以前は基本的に「一つのアプリを画面いっぱいに表示する」という使い方が中心でした。
しかしスマホで、
調べものをする
動画を見る
買い物をする
メッセージを送る
仕事の資料を見る
といったことまで行うようになり、複数のアプリを使う機会が増えています。
バブルは、そうしたスマホの使い方に合わせてアプリの切り替えをしやすくする機能と考えると分かりやすいでしょう。
パソコンのウィンドウと同じ?
考え方は似ていますが、完全に同じものではありません。
パソコンでは複数のウィンドウを自由に並べたり、大きさを変更したりしながら作業できます。
Android 17のバブルは、スマートフォンでも別のアプリを小さなウィンドウとして素早く開けるようにする機能です。
そのため、
「スマホがそのままWindowsやMacになる」
という意味ではありません。
あくまで、スマホで複数のアプリを扱いやすくするための機能です。
Android 17のバブルはここだけ分かればOK
難しく考える必要はありません。
Android 17では、これまで主にチャットで使われていたバブルがアプリにも広がりました。
アプリのアイコンを長押ししてバブルにすると、小さなウィンドウとして開けます。
今使っているアプリを完全に閉じずに別のアプリを確認できます。
複数のバブルを切り替えて使うこともできます。
Pixel FoldやPixel Tabletでは、バブルを管理する「バブルバー」も利用できます。
「Androidでもアプリを小窓にして使いやすくなった」
くらいに覚えておけば十分です。
よくある質問
Android 17のバブルとは何ですか?
アプリを小さなフローティングウィンドウとして開ける機能です。現在使っているアプリを離れずに、別のアプリを確認しやすくなります。
LINEなどのチャット専用ですか?
Androidでは以前から会話用のバブルがありましたが、Android 17ではチャット以外のアプリもバブルとして開けるようになりました。
どうやってバブルにしますか?
Google Pixelでは、ホーム画面またはアプリ一覧でアプリのアイコンを長押しし、「バブル」を選択します。
複数のアプリをバブルにできますか?
できます。複数のバブルを作った場合はまとめて管理され、切り替えて使用できます。
Androidならどのスマホでも使えますか?
今回紹介している新しいアプリのバブル機能はAndroid 17の機能です。OSのバージョンや機種の対応状況を確認する必要があります。
まとめ|Androidでもアプリを「小窓」で使いやすくなる
Android 17では、バブル機能が大きく進化しました。
これまで主にメッセージなどで使われていたバブルを、より幅広いアプリで利用できるようになっています。
アプリのアイコンを長押ししてバブルにすれば、現在の画面を残しながら別のアプリを小さなウィンドウとして開けます。
派手なAI機能ではありませんが、
「別のアプリをちょっと確認したい」
という普段のスマホ操作を便利にしてくれる機能です。
Android 17へアップデートしたら、一度試してみたい新機能の一つです。

