Fire TV Stickの「強制停止」とは?アプリを終了する方法とデータが消えるのか解説

Fire TV Stickの設定を見ていると、アプリの管理画面に「強制停止」という項目があります。

名前だけ見ると、

「押したらアプリが消える?」

「ログイン情報も消えてしまう?」

「アンインストールとは何が違う?」

と不安になるかもしれません。

強制停止は、アプリを削除する機能ではありません。

動作しているアプリをいったん終了させるための操作です。

特定のアプリだけ動かない、画面が固まった、正常に起動しないといった場合にも使われます。

この記事では、Fire TV Stickの強制停止とは何なのか、操作方法やキャッシュ削除・データ消去・アンインストールとの違いまで解説します。

Fire TV Stickの「強制停止」とは?

強制停止は、動作しているアプリを終了させるための機能です。

Fire TV Stickでは、ホーム画面に戻ったからといって、直前まで使用していたアプリの処理が必ず完全に終了するとは限りません。

アプリによってはバックグラウンドの状態になることがあります。

AmazonのFire TV開発者向け資料でも、アプリをバックグラウンドへ移動させた状態について説明されています。

強制停止を実行すると、対象となるアプリの動作をいったん終了させることができます。

その後にアプリをもう一度開けば、新しく起動し直すことになります。

強制停止してもアプリは削除されない

ここは最初に知っておきたいポイントです。

「強制停止」という名前ですが、アプリをFire TV Stickから削除する操作ではありません。

強制停止したあとも、アプリはFire TV Stickに残っています。

例えば動画アプリを強制停止しても、そのアプリのアイコン自体がなくなるわけではありません。

もう一度アプリを選択すれば起動できます。

つまり、

強制停止
→ アプリの動作をいったん終了する

アンインストール
→ Fire TV Stickからアプリを削除する

という違いがあります。

Fire TV Stickでアプリを強制停止する方法

強制停止はFire TV Stickの設定から行えます。

1.ホーム画面から「設定」を開く

Fire TV Stickのホーム画面を表示し、歯車マークの「設定」を選択します。

2.「アプリケーション」を開く

設定項目から「アプリケーション」を選択します。

3.「インストール済みアプリケーションを管理」を選ぶ

続いて「インストール済みアプリケーションを管理」を開きます。

Fire TV Stickに入っているアプリの一覧が表示されます。

4.終了させたいアプリを選ぶ

動作に問題があるアプリを選択します。

例えば、特定の動画配信アプリだけが固まっているなら、そのアプリを選びます。

5.「強制停止」を選択する

アプリの管理画面から「強制停止」を選択します。

その後ホーム画面へ戻り、同じアプリをもう一度起動して動作を確認します。

強制停止するとログイン情報は消える?

強制停止そのものは、「データを消去」とは別の操作です。

そのため、強制停止しただけでアプリの保存データを削除する操作にはなりません。

ここで間違えやすいのが、同じアプリ管理画面に並んでいる、

強制停止
キャッシュを消去
データを消去
アンインストール

です。

見た目は近いところにありますが、それぞれ役割が違います。

特に注意したいのが「データを消去」です。

アプリによっては保存されている設定などが消え、再設定が必要になる場合があります。

「アプリを一度終了させたいだけ」なら、間違えてデータを消去しないようにしましょう。

強制停止とキャッシュ削除は何が違う?

強制停止はアプリの動作を終了させる操作です。

一方、キャッシュ削除は、アプリが一時的に保存しているデータを削除する操作です。

例えば、

アプリが一時的に固まった
→ まず強制停止して起動し直す

アプリの一時データを整理したい
→ キャッシュを確認する

というように目的が違います。

アプリの不調が起きたからといって、最初からいくつもの操作をまとめて行う必要はありません。

まず影響の小さい方法から試し、改善しなければ次の方法を検討すると、何によって改善したのかも分かりやすくなります。

キャッシュについては「Fire TV Stickのキャッシュを削除する方法|動作が重い・容量不足のときの対処法」こちらで詳しく解説しています。

強制停止と「データを消去」は何が違う?

この2つも意味が大きく違います。

強制停止は、アプリをいったん終了させる操作です。

「データを消去」は、そのアプリがFire TV Stick内に保存しているデータを消去する操作です。

そのため、

「アプリが固まったから、とりあえずデータを消去」

と操作する必要はありません。

まず強制停止して再度起動し、それでも改善しない場合にほかの対処法を検討するとよいでしょう。

強制停止とアンインストールは何が違う?

アンインストールは、アプリそのものをFire TV Stickから削除する操作です。

強制停止ではアプリは残ります。

違いを整理すると次のようになります。

操作主な目的アプリ本体
強制停止アプリの動作を終了する残る
キャッシュを消去一時データを削除する残る
データを消去アプリの保存データを消去する残る
アンインストールアプリを削除する削除される

「アプリをもう使わない」という場合はアンインストールを検討します。

削除方法については「Fire TV Stickのアプリを削除する方法。容量整理のために確認したい手順」こちらで詳しく解説しています。

どんなときに強制停止を試す?

強制停止は、特定のアプリに一時的な問題が起きているときに試せます。

例えば、

アプリを開いても正常に動かない
画面が固まって操作できない
特定のアプリだけ調子が悪い
アプリを一度終了して起動し直したい

といった場合です。

実際に動画配信サービスのサポートでも、Fire TVでアプリが正常に動かない場合の対処として強制停止が案内されることがあります。

ただし、強制停止をすれば必ず問題が解決するわけではありません。

原因がインターネット接続やFire TV Stick本体にある場合は、別の対処が必要です。

強制停止しても直らない場合は?

アプリを強制停止してもう一度開いても改善しない場合は、症状を少し切り分けてみましょう。

別のアプリは正常に動くか確認する

まず確認したいのが、問題が一つのアプリだけで起きているのかという点です。

例えば、アプリAは動かないものの、アプリBでは問題なく動画を再生できるのであれば、アプリA側に問題が起きている可能性を考えられます。

反対に、複数のアプリが同時に動かないなら、Fire TV Stick本体やインターネット接続なども確認する必要があります。

Fire TV Stickを再起動する

強制停止は一つのアプリを終了させる操作です。

Fire TV Stick全体の動作がおかしい場合は、本体の再起動も選択肢になります。

本体を再起動する方法については「Fire TV Stickを再起動する方法|動かない・重い・固まるときの対処法」こちらで詳しく解説しています。

キャッシュを確認する

特定のアプリだけ問題が続く場合は、キャッシュの削除を試せる場合があります。

ただし、先ほど説明した通り「キャッシュを消去」と「データを消去」は別です。

項目をよく確認して操作しましょう。

Fire TV Stickのアップデートを確認する

ソフトウェアが更新されていない場合は、アップデートの有無も確認してみましょう。

更新については「Fire TV Stickをアップデートする方法|最新版か確認する手順を初心者向けに解説」こちらで詳しく解説しています。

アプリを全部強制停止した方が軽くなる?

Fire TV Stickが重いからといって、すべてのアプリを頻繁に強制停止する必要があるとは限りません。

Fire OSでは、システム側でもメモリを管理しています。

Amazonの開発者向け資料では、利用できるメモリが不足した場合、OSがバックグラウンドのアプリを終了させてリソースを確保する仕組みが説明されています。

そのため、

「Fire TV Stickを使い終わるたびに全アプリを強制停止しなければならない」

と考える必要はありません。

強制停止は、特定のアプリに問題が起きたときの対処方法の一つとして覚えておくと分かりやすいでしょう。

強制停止と本体の再起動はどう使い分ける?

判断の目安は「どこに問題が起きているか」です。

特定のアプリだけおかしい
→ そのアプリを強制停止して再起動

複数のアプリやFire TV Stick全体がおかしい
→ 本体の再起動も検討

と考えると分かりやすくなります。

例えばPrime Videoだけ固まるのであれば、最初からFire TV Stickを初期化するような大きな操作をする必要はありません。

まずは問題が起きている範囲に合わせて対処してみましょう。

よくある質問

Fire TV Stickで強制停止するとアプリは消えますか?

強制停止はアプリを終了させる操作なので、アンインストールとは異なります。アプリそのものを削除する操作ではありません。

強制停止したアプリを元に戻す方法は?

特別な解除操作は必要ありません。ホーム画面などから、そのアプリをもう一度起動します。

強制停止するとログインし直す必要がありますか?

強制停止はアプリの保存データを消去する操作ではありません。ただし、サービス側のセッションなど別の理由でログインを求められる可能性までは否定できません。

「強制停止」と「データを消去」はどちらを先に試す?

単にアプリを終了して起動し直したい場合は、まず強制停止から試せます。「データを消去」は保存データに影響するため、同じ操作ではありません。

強制停止してもアプリが開かない場合は?

Fire TV Stickの再起動、インターネット接続、キャッシュ、ソフトウェア更新などを順番に確認します。アプリやサービス自体で障害が発生していないか確認することも必要です。

まとめ|強制停止はアプリを削除する操作ではない

Fire TV Stickの「強制停止」は、動作しているアプリをいったん終了させるための機能です。

アプリが固まったり、特定のアプリだけ正常に動かなかったりするときに試せます。

基本的な操作は、

設定
↓
アプリケーション
↓
インストール済みアプリケーションを管理
↓
対象のアプリ
↓
強制停止

です。

重要なのは、「強制停止」「キャッシュを消去」「データを消去」「アンインストール」を混同しないことです。

特にアプリを終了させたいだけなら、データを消去する必要はありません。

まず強制停止してアプリを開き直し、それでも直らなければ本体の再起動やキャッシュ、通信環境などを順番に確認していきましょう。